さかなクンが2月12日に外交に関する調査会に出席されますが、帽子をかぶったまま出席することになったと話題となっています。
理由は、さかなクンのとってハコフグ帽子はトレードマークだからでしょうか?
私個人としてはさかなクンが築き上げてきた信頼が大きすぎるからだと思われるのですが、果たしてそれだけでしょうか?
真の理由は何なのか、過去の事例を整理した上で調査してみました。
さかなクンが国会で帽子着用での出席を認められた理由
冒頭では、さかなクンが帽子を着用したまま国会に出席することが認められた理由は、さかなクンにとってハコフグ帽子はトレードマークであるから、さかなクンが築き上げてきた信頼が大きいからなのではないかと述べました。
果たして、理由はそれだけなのでしょうか?
ニュースを見ていきましょう。
さかなクンが帽子をかぶったまま国会に出席することが認められたと発表されたのは、2020年2月11日。
国会に出席する1日前のことです。
タレントで魚類学者として知られるさかなクンが2月12日、参議院国際経済・外交に関する調査会で参考人として意見陳述する。国会の規則では、品位や礼節を欠くとして、帽子の着用は認められていない。ところが彼に限っては、着帽は特例で認められたというのだ。
引用:ヤフーニュース
さかなクンに限って、例外的に認められたとのこと。
同ニュースには、以下のことも述べられています。
国会の規則では、基本的に帽子の着用は禁止されている。
「参議院規則」第209条によれば、
〈議場又は委員会議室に入る者は、帽子、外とう、襟巻、傘、つえの類を着用し又は携帯してはならない。ただし、国会議員及び国会議員以外の出席者にあつては議長に届け出て、これら以外の者にあつては議長の許可を得て、歩行補助のためつえを携帯することができる〉
引用:ヤフーニュース
本来は禁止されているにも関わらず、例外的に認められたことは確かのようです。
帽子を許可された理由については、さかなクンからの希望があり、各会派に希望を伝えたところ全員が賛成したからなのだそうです。
「参考人として調査会に参加するにあたって、さかなクンから、『通常の服装でよろしいでしょうか?』と要望がありました。それを受けて、2月5日、調査会の前に行われた理事会で、自民党の鶴保庸介会長が、『国会の規則では、帽子は、品位、礼節を欠いた服装ということになっています。ただ、さかなクンの帽子は、品位、礼節に欠いたものにはならないと思っています。ご本人からも、通常の服装で出席したいという意向がありました。彼の帽子を認めてもよろしいでしょうか?』と各会派に聞くと、みなさん賛成でした」(同)
引用:ヤフーニュース
理由については、さかなクンからの希望に対して各会派の全員が賛成したからということですね!
ただ、全員が賛成となった背景にはさかなクンが今までに積み上げてきた信頼があったのではないでしょうか?
でないと、一人くらい反対の人がいてもおかしくないでしょう。
また、他の理由として今回の調査会が水産資源に関する内容だったからというのも理由の一つとして考えられます。
例えば、調査の内容が交通に関する内容だったら、おそらくさかなクンが参加することになってもハコフグ帽子をかぶっての参加は難しいのではないでしょうか?
理由については、
- さかなクンの希望に対し全員が賛成したから
- 今回の調査が水産資源に関するものだったから
この2点なのではないかと思われます。
国会で帽子着用での出席を認められた過去の事例
今回、さかなクンは例外的に帽子の着用が認められました。
過去にも同じような事例があるのか、調査してみました。
調べてみたところ、1991年に長谷川百合子議員がベレー帽を着用して参加し、話題となった事例がありました。
ただ、こちらの事例は帽子の着用が認められていたわけではなかった為、途中で帽子の着用を止められたのだそうです。
その時は土井たか子委員長から批判があったことで帽子を脱がれたのだそうです。
やはり、周囲から批判があると被ったままで参加することは難しいようですね。
元々禁止されているので、仕方のないことなのかもしれませんが…
まとめ
こちらの記事では、さかなクンが国会参加時に帽子の着用を認められた理由について調査をしてみました。
今回、国会で事前に帽子が認められたのは国会開始後初!
さかなクンは新たな歴史を作られたのでした~。