「会社でRPAを導入することが決まったけれども、プログラミング言語が分からない…」
「難しそうだけど、一体どのようなスキルを身に着けておいた方が良いの?」
仕事でRPAを扱うようになったと決まった時に、このような不安に直面するのではないでしょうか?
会社でRPAを扱うことが決まっても、プログラミング言語が分からなければRPAを使いこなすことができないのではないかと心配になってしまいますよね。
こちらの記事では、RPAの導入にはプログラミング言語が必須なのか、必要なスキルにはどのようなものがあるのかについて解説しています。
ぜひ、必要なスキルを身に着けてRPAの導入をスムーズに行ってしまいましょう!
RPA導入にはプログラミング言語は必須?
結論からお伝えすると、RPAの導入にプログラミング言語は必須ではありません。
なぜかというと、RPAのツールは誰でも使いこなせるように作られている場合が多いからです。
実はこちらの記事を書いている私自身、企業でRPAの導入が決まった時はプログラミング言語が分かりませんでした!
なぜ、プログラミング言語が分からなくてもRPAの導入はできるのでしょうか?
それは、RPAのツールはプログラミングをする必要がないように作られているからです。
もちろん、RPAに備わっていない業務を実装させたい場合はプログラムを作って実装させる必要があります。
また、複雑で高度な作業をRPAに行わせたい場合もプログラミングができた方が良いでしょう。
しかし、RPAにプログラムを作って実装させないと業務を代行させることが難しい場合は、業務ができそうな他のRPAのツールを探すか、そもそもRPAの導入をしないかのどちらかになるでしょう。
RPAが得意としているのはルーチンワークや定常化された作業といった簡単な業務です。
複雑な業務ではありません。
大抵のRPAツールは、実装しなくてもルーチンワークや定常作業ができるように作られているものです。
その為、RPAを導入してからも特にプログラミングをする必要がないということなのです。
また、RPAに仕事を覚えさせる時もプログラミング言語は不要です。
実はRPAに業務を覚えさせる方法は、想像以上に簡単なのです。
例えば、定常化されたルーチンワークをRPAにさせる場合だと、任せたい業務を何度か見せて覚えさせるだけで済んでしまいます。
中には、RPAに代行させたい業務を録画して見せるだけといった簡単に済む場合もあります。
このように、RPAのツールは一般的にはプログラミング言語が分からない方でも使用できる仕組みになっています。
プログラミング言語がよくわからないからと心配する必要はないので、ご安心くださいね!
RPAの導入に必要なスキル
それでは、プログラミング言語がRPAの導入に不要だとしたら、どのようなスキルがRPAの導入に必要なのでしょうか?
私がRPAに関する仕事をしていて最も必要だと感じたスキルは、RPAにさせる業務の流れを把握するスキルだと思います。
もし自分が所属していない部署の業務をRPAにさせる場合は、他部署の仕事内容がどんなものなのかヒアリングして理解するスキルも必要となってきます。
当然ですがRPAの導入や操作はパソコン上での作業となるので、タイピングや基本的な操作ができる必要もあります。
RPAの導入には、これらのスキルが備わっていれば特に問題なく行えるでしょう。
ただ、パソコンでタイピングができExcelやWordで基本的な作業ができる場合は問題ありませんが、パソコンに対して苦手意識が高い人にはRPAの導入は難しいかもしれません。
どれだけ業務の流れを把握し俯瞰する能力に優れていたとしても、RPAの導入にはパソコンでの作業は避けては通れないので、パソコンを見るのも辛いといった方にはRPAの導入はハードルの高い作業となってしまいます。
まとめ
本記事ではRPA導入にはプログラミング言語は不要であることと、必要なスキルについてご紹介致しました。
RPAの導入に必要なスキルをまとめると、
- RPAにさせる業務の一連の流れを把握するスキル
- RPAに代行させる仕事内容がどんなものなのかをヒアリングして、理解するスキル
- パソコンのタイピングや基本的な操作
となります!
システムの導入というとプログラミング言語ができないといけないのではないかと思われがちですが、実際はRPAには操作に必要なフォーマットが備わっているので、プログラミング言語ができなくても導入することは可能です。
むしろプログラミング言語が分かるかどうかよりも、RPAに任せたい仕事の流れを把握する力や、業務の詳細をより理解するために他者にヒアリングする力の方が大事と言えます。
一見ITに精通していないとRPAを導入することは難しそうに聞こえますが、そんなことはありません。
プログラミング言語ができないからといって、RPAの導入を諦めないでくださいね!
それでは、今回は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。